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【1分でわかる】羽田空港アクセス線で東京と空港がもっと近くなる!30⇒18分

本格工事に着手することで話題となっている、羽田空港アクセス線東京国際空港羽田空港)は、日本の玄関口として国内外から多くの旅客を迎えています。しかし、羽田空港へのアクセスは、現在の鉄道では東京駅から約30分、新宿駅から約40分という時間がかかります。また、乗り換えや混雑もストレスの原因になっています。

 

 

東京⇒羽田空港がわずか18分

 

羽田空港




そこで、JR東日本は、羽田空港と東京都心を直結する「羽田空港アクセス線(仮称)」を計画。この路線は、羽田空港から東京貨物ターミナルまで新設する「アクセス新線」と、そこから田町駅へ至る「東山手ルート」、大井町駅へ至る「西山手ルート」、東京テレポート駅へ至る「臨海部ルート」の3つのルートからなります。

この路線が開業すれば、東京駅から羽田空港までわずか約18分、新宿駅から約23分で到着できるようになります。また、宇都宮線高崎線常磐線埼京線京葉線などの各線と直通運転を行うことで、広範なエリアからの乗り換えなしや低減が可能になります。さらに、災害時にも安定した運行が期待できます。

 

開通予定日


現在、JR東日本は、2029年度の開業を目指して本格的な工事に着手しています。工事区間は約12.4kmで、既存の貨物線やりんかい線を活用するほか、新たにシールドトンネルや開削トンネルを建設します。また、羽田空港内には新たな地下駅を設置し、第1ターミナルと第2ターミナルの間に位置します。

 

 

提案されているルート

 

 

線路

 

本格着手が決まった羽田空港アクセス線のルートについては、以下です。

 

羽田空港アクセス線は、JR東日本が計画している鉄道路線で、東京と羽田空港の距離を大幅に短縮することを目的としています。


羽田空港アクセス線には、新宿・渋谷・池袋方面と羽田空港を結ぶ「西山手ルート」、品川・東京・上野方面と羽田空港を結ぶ「東山手ルート」、りんかい線と直通する「臨海部ルート」の3つのルートが計画されています。

今回着手されるのは、「東山手ルート」と、3つのルートから羽田空港につながる「アクセス新線区間」です。このルートでは、宇都宮線高崎線常磐線方面から羽田空港への直通運転が可能になります。


「東山手ルート」では、田町駅付近から休止線となっている大汐線を利用し、東京貨物ターミナルから羽田空港まで約5kmの新設トンネルを建設します。このルートでは、東京駅から羽田空港まで約18分で到着できるようになります。


- 羽田空港には、「羽田空港新駅」という地下駅が設置されます¹²。この駅は、第1ターミナルと第2ターミナルの間に位置し、京急空港線東京モノレールとも連絡する予定です。

 

インバウンド効果にも期待大


羽田空港アクセス線は、羽田空港の機能強化やインバウンド需要の拡大に寄与するだけでなく、旅客の利便性や快適性も向上させます。東京と羽田空港がもっと近くなることで、ビジネスや観光にも活気が生まれるでしょう。羽田空港アクセス線は、これからも注目されるプロジェクトです。